賑わい機能は不要
ごみ処理施設に「屋上庭園」や「ランニングコース」といった賑わい機能を盛り込む計画は、明らかな税金の無駄遣いです。施設の本来の目的は“ごみを環境に配慮しつつ処理すること”。それ以外の装飾的な機能は必要ありません。
しかも、近くには本多静六記念の森公園の建設が予定されており、すでに「賑わい機能・還元機能」を担う場所が別に用意されています。
それなのに、処理施設本体にまで重複した機能を加える理由は見当たりません。全国の事例を見ても、熱利用施設はあっても、処理施設そのものに「賑わい」を付けるケースはほとんどありません。
そもそも、ごみ処理施設の機能を高めて費用削減を図ることに注力していたなら、
「賑わい機能は過剰ではないか?」という当然の疑問に至ったはずです。
田中のぶかずの考え
行政が行うべきことはシンプルです。
税金は目的に沿って使われるべきであり、豪華な施設や“見栄えのための機能”にかけるものではありません。
我々が日常的に利用でき、かつ市の財布に見合った実用的な施設が優先されるべきです。余計なデザインや重複機能にお金をかける必要はありません。ごみ処理施設の本来・
第一の役割は環境面への配慮をしたごみの処理。それ以上に機能を求めるならばそれは別施設で行うか、別途計画を立てる必要があるでしょう。ゴミ処理施設の建造のための予算なのですから!
私は、こうした当たり前の視点が久喜市政からなかなか聞こえてこないことに、不安を感じています。
👉 ごみ処理施設は「処理機能」と「市民に役立つシンプルな還元」に集中すべきであり、賑わい機能は不要です。
何か大きなスポットがあることが街の魅力なのではなく、久喜市に住む方々が当たり前に自分のやりたいことをできる、これが重要なのではないでしょうか。
私の思う住み良い街の定義はまた別の記事で書こうと思います。
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